収益の地理 · TikTok配信可能国 · 2026-06-16

TikTok配信可能国 CPM / RPM ランキング

「どこに配ると一番カネになるか」の地図。①広告CPM(オーディエンスの市場価値)を主軸ランキングにし、②Creator Rewards RPM(クリエイター報酬)と対象国可否③ショートドラマの視聴・課金規模を併記する。広告CPMは各統計の市場推計(in-feed標準寄り・USD)。数値は実数(一次実績)と推定を必ず区別し、確度を明記する。
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⚠ 広告CPMは「広告主が1000インプレッションに払う額」。クリエイターの取り分(RPM)とは別物で、桁が違う(後述の混同注意を参照)。

📌 まず3行で(むずかしい言葉は使いません)

用語メモ CPM=1000回表示あたりの広告料金(円じゃなくドル)。RPM=クリエイターが1000回再生でもらえるお金。Creator Rewards(クリエイター報酬)=1分超の動画に対するTikTok公式の報酬制度(もらえる国が決まっている)。

1. 広告CPMランキング(高い順・USD)

バーは推定レンジ(最小〜最大)、◆は代表値。色=下のTier区分。確度高(一次実績)の国はラベルに★。
Tier1 高($8–17) Tier2 中($4–9) Tier3 低($1–6) ★ = 確度高(Gupta Media/TopView一次実績)

2. 国別 統合テーブル

広告CPM|Creator Rewards(長尺報酬)対象可否|RPM目安|ショートドラマ視聴/課金での立ち位置|確度。RPMは全て非公開ゆえ推定。
広告単価
CPM($)
ランククリエイター
報酬の対象
1000再生の
取り分目安($)
ショートドラマでの立ち位置データの
確かさ

3. CPM × 視聴規模 の3分類

「単価が高い国」と「人が多い国」は一致しない。掛け合わせて狙い所を3つに割る。
A ── 最優先
広告単価 高 × 課金 多
=アメリカ
ダウンロードは世界4位でも、課金額は世界の約半分。1人がお金を使う額もダントツ。英語の作品はアメリカ向けに作るのが一番効率がいい。報酬対象国でもあり広告単価も最上位。
B ── お金にしやすい
広告単価 高 × 課金 中
=日本・韓国・イギリス・ドイツ・オーストラリア・フランスなど
課金額トップ10の常連だが規模は小〜中。広告単価が高いので広告で稼ぎやすい日本は課金額が世界2位+熱量が高い=日本語版で回収できる余地あり。多くが報酬対象国。
C ── 人数で稼ぐ
広告単価 低 × 視聴 多
=インドネシア・ブラジル・メキシコ・フィリピン・タイなど
ダウンロードの主戦場(前期比+60〜69%で急成長)。とにかく数を稼ぐ広告向き。インドやインドネシアはダウンロード最大級だが課金は最弱=再生数の実績づくり用。ブラジルは課金もそこそこ。

4. 配信できない国・注意点

完全BAN(TikTok利用不可)

インド(2020恒久禁止・DL規模は世界最大級だが配信不可)/アフガニスタン・ソマリア・イラン・北朝鮮・キルギス中国本土=Douyin(別アプリ・TikTokは無い)。

一時/解除済:ネパール=2024/8解除済(現在可)/アルバニア=2025/3に1年間の一時禁止。

政府支給端末のみ禁止(一般利用は可):米英加EU豪など35カ国超。

米国:2026/1/22にOracle主導の合弁(TikTok USDS JV LLC)で売却法を充足し稼働継続=禁止回避(確度高)

⚠ CPM / RPM 混同注意

awisee・electroiq等で見かける「米国 $0.03–0.05 CPM」は、実はクリエイターのRPMの誤用(広告CPMとは約300倍の桁違い)。広告CPMは概ね $1–17 帯で、$0.5未満の値は本ランキングでは棄却している。

5. 結論 ── 二層設計で取る

到達量で広げ、回収は単価の高い国へ寄せる

お金の入り口の広さ(対象国の数):ライブの投げ銭(90カ国超)> 作品の都度課金/月額サブスク > クリエイター報酬(8〜12カ国だけ・一番狭い)。まず広く配って再生数を集め、報酬がもらえる国では報酬も二重取りするのが効率的。